Berryz工房コンサートツアー2008秋〜ベリコレ〜

自分の推しメンこそが世界一である
主観でもいいから
心からそう感じられるコンサートに行けるヲタは幸せである





暗闇を照らすライトの先に映る
銀白の衣装に身を包む7人の姿
その14の瞳のなかで
一際輝いて見える1対の瞳
僕なんか眼中に無いとばかりに
遠くをまっすぐ見据えるその瞳
そして流れる『BE』…





君がいつか
あの子の居る場所に
たどり着いたその時
本当のぬくもりに出会う時…





僕は思わず涙した
こんな歌手になってくれた彼女に
いや、彼女達に





『初単独まるごと』のとき
『あなたなしで生きてゆけない』で涙した
彼女達のデビューからここまでの道のり
そしてその成長に
『スイッチON!』のとき
更にパワーアップした奴等に
そして卒業していった石村舞波に涙した
にょきにょきチャンピオン』では
佐紀ちゃんのソロダンスに感涙した
『夏夏!』では
最後の最後まで『マジ夏過ぎる』を隠して
しかもそれに気付かせなかった
奴等のパフォーマンスにやられた
『この感動は二度とない瞬間である』では
さいたまスーパーアリーナに泣いた
Berryz宮殿』では
千秋楽福岡夜
吉でっせ〜夏Remember〜スキスキ指数が終わったとき
楽し過ぎる夏が終わる寂しさに泣いた





そう、思えばベリコンでは泣いてばかりだ
で、いつも思うのだ
もう泣くのは最後だろうな
もう流石に泣くようなことなしてくれないよな
いつもそう思う
そう思って…で、次のコンサートで
予想を上回るパフォーマンスにやられる
そんなBerryz工房
デビューして5年目のシーズン
7回目の単独コンサートについて本日は書きたいと思う





1. HAPPY!Stand Up
2. この指とまれ
3. 行け 行け モンキーダンス
予想通りの1,2曲目
立ち上がりとしては申し分ない
デスレコードの社長風にいえば
初っ端からなかなか勃たせてくれるぜ、と言ったところ
モンキーダンスは相変わらず迫力が素晴らしい
楽曲だけならどうしようもないこの曲も
今のBerryzのパフォーマンスがあれば
もう…素晴らしいの一言





4. 笑っちゃおうよBOYFRIEND
5. ガキ大将
6. ジンギスカン
ベリコレ!ということで
ベリコレ!って感じのドレスを着飾った彼女達が
モデルウォーキングで登場
やっぱりこの曲はドレスが似合うねえ
ってか、やっぱいい曲だと思うんだけどなー
…まあ、唯一行ってないベリフェスだったりもしますがw
ガキ大将はイントロ聴いた瞬間
いや、まさか…えっ?って感じ
ってか、こんないい曲だっけ?この曲
それが正直な感想
ジンギスカン夏ハローでも思ったけど
まあ、モンキーダンスと一緒で
CD聴いてる分には『ない』
でも今の彼女達に掛かれば…な感じ
そこは変わらず





7. バカにしないで
8. Ah Merry-go-round
清水佐紀祭開催中
もう佐紀ちゃん佐紀ちゃんによる佐紀ちゃんのための2曲
『バカにしないで』は贔屓目込みで夏焼さんの曲だと思うんですが
いやいや…いやね、そりゃ雅ちゃんは格好いいですよ?
雅ちゃん佐紀ちゃんが並んで
あの曲で歌い、そしてダンスをしてる
これだけでご飯どんぶり3杯はイケますよ?
そりゃそうです
そうですけどね
もう…最後の佐紀ちゃん
いや…そりゃ確かにCDでやってたのは知ってましたよ
いや、聴いてましたよ
で、佐紀ちゃんだって分かってましたよ
でもね…目の前であんなことされたらね…
危うく失神するところでしたよ、いや、マジで
佐紀ちゃんのダンスで失神することはあっても
まさか歌声で失神寸前に追い詰められるとは…
いや、赤Tシャツじゃなくて紫Tシャツを着ていたら
遠慮なく失神してましたね
で、今回のツアーの自分の中での目玉
『Ah Merry-go-round』
アルバムを初めて聴いたとき…
いや、そうじゃないな
分割で歌う曲の組み分けを見た瞬間から
この曲はクル
それは分かってました
CDを初めて聴きました
お姉さんズのあまりの素晴らしさに
生きるのが辛くなりました
かっぱ様の所為で前の日に669回、跳んでなければ
チケも無いのにベリコレ!名古屋に行ってました
で…遂に初めて生で見る
『Ah Merry-go-round』
大体ね、この手の期待してる曲ってのは
まあ、実際見ちゃうと
あーこんなもんか〜
そうなると相場が決まってます
えぇ、そろそろヲタ歴10年目のシーズンに突入するもんですからね
それくらい知ってますよ
そう、大体はそうなんですがね…
いやあ…例外ってあるんですねぇ…






素晴らし過ぎるぞゴルァ





いや、大体今までのパターンだと
これは裏切られる、ってか
期待し過ぎのパターンなんですがね
いやいや、想像以上でした
お姉さんズ最高!
嗣永桃子最高!
そして…我等がキャプテン清水佐紀
もう…素敵過ぎです
素敵過ぎて曲の終わりとともに
膝から崩れ落ちそうになりました





9. 恋の呪縛
10. 夢を一粒〜Berryz仮面 Endingテーマ〜
膝から崩れ落ちようとも
このイントロだけは聴き逃さない
手が勝手に頭ので合わさり
指で拳銃を作ってました
いやあ、やっぱりね
雅ちゃんが本当にカッコいいなあ
ってか、大好きだな、と何となくそんな感じ
『夢を一粒』は…この曲自体
もうちょっと遊びが欲しいなあ、と
エキセントリック少年ボウイくらいのね
まあ、ダンスとかも面白かったですし
文句はいいませんがね
あーでもね
なんだろう
この曲の最後で所謂雅ちゃん0ズレになったんですが
何ていうか…この曲じゃなくて
もっと他の曲がよかったなあ、と
いや、他の曲でも雅ちゃん0ズレは一杯あったんでいいんですが…





11. REAL LOVE
CDで聴いたとき
パッと思い浮かんだのは何故か後藤真希
いや、正直言って歌もダンスも
梨沙子は後藤の足元にも及ばない
ってか、比べる方が間違ってる
そう思いますよ
でもパッと思い浮かんだのは後藤真希のように
歌い、そして踊る梨沙子の姿で
で、その正体は何なんだろう?
そう思ってステージを見てその疑問が氷解しました
梨沙子があの歌を歌うと
空気が変わるんです
空気がピンッと張り詰めるんです
そう、この緊張感は
後藤真希がステージに立ち
僕等を睥睨してパフォーマンスをする
あの緊張感と同種のもので
で、僕はこの歌を歌う菅谷梨沙子
後藤真希を感じたのでした
そしてそうやって空気を作ってしまう選ばれた人間
梨沙子はそんな天才と呼ばれる人間であることを再確認させられました
そしてあのもう一人の
彼女にしか醸し出せない空気を作るあの天才と
再びガチでバトルして欲しいなあ
そう思った次第





12. 恋してるときはいつも
佐紀ちゃんが先ほどまでのカッコいい佐紀ちゃんをかなぐり捨て
何故か幼女全開モードで歌っていて
そんな佐紀ちゃんはマジでずるいと思いました
しかし…本当にいい曲だよなーこの曲





13. 21時までのシンデレラ
今回のコンサートって
本当にボール球なしの
早いカウントでバンバン追い込んで
三球三振を狙いに行くかのような
そんなセットリストで
時間を経つのを忘れてしまって
えっ!?もう友情純情!?
そんな感じでありましたが
うーん…何て言うか
正直、ここはボール球だな、と
正直、意図が見えない感じで
まあ、これの前のMCからそうなんですが
熊井ちゃん千奈美だから許されるんですけどね
だって熊井ちゃんだもん





14. 秘密のウ・タ・ヒ・メ
今回はアルバム曲を中心としたコンサート、と言われていて
確かにそれはそうなんですが
それだけじゃなくて
c/wの名曲の掘り起こし
それもせっせと行われているわけで
ベリのc/wにハズレなし
そんなc/w黄金時代の一曲
残念なのはマジグッドチャンスサマーがないことくらい
まあ、雰囲気からして仕方ないんだけど





15. CLAP!
正直、ステージの上で見る雅ちゃんとしては
僕はやっぱり『バカにしないで』のような
痺れるようなカッコよさに圧倒されたい
そう思うわけで
そういう意味で
この曲については正直
組み分けの時点でorzな感じで
でもね、確かにステージの上でキリッとして
締めを任される雅ちゃん
本当に美神だと思いますよ
でも…でも本当の雅ちゃんって
実はヘラヘラしたヘタレなアホのお調子者で
で、僕等が雅ちゃんと接する機会って
基本的にはステージの上に居る雅ちゃんを見ることで
つまりステージの上でカッコいい外キャラ雅ちゃんのみだったら
僕等は一生、雅ちゃんホントのじぶんに出会えないわけで
そう思えばこういう曲って必要だよな、貴重だよな、と
そう思わされるわけで
いや、本当に雅ちゃんの『いい感じ〜』って言ってるときの表情
あれは…家宝にしたくなるくらい
美しく、そして何より可愛かったです…





16. 素肌ピチピチ
c/wシリーズ
だからマジグd(ry
最後へ向けてのラストスパート





17. 付き合ってるのに片思い
第2世代Berryz工房最高にして最強の曲
この曲は本当に素晴らしい完成度で
ここがピーク、そう信じてました
いやはや…彼女達は…何処に行くのか
そして僕等を何処に連れて行ってくれるのか…
そんなことはどうでもいいんですけどね
えぇ、楽しいですから





18. 友情純情Oh青春
CLAP!から始まり
ピチピチ、付き片と盛り上がる、ってより
もうバカになる、って感じのセットリスト
その最後を飾るのが
クローザー『友情純情oh青春』
とりあえず跳んで叫んで投げる
そんな感じ





1回目、この友情純情がきたとき
正直、これが本編最後だなんて気付きもしませんでした
いや、普通に考えれば
この曲をやっている以上
それは最後なんです
いや、最後だからこの曲をやってるんです
それはそうなんですがね
いや、かれこれベリ単独コンだけで28公演入場ですよ
流石にそんな理くらい理解してたつもりですよ
でもね全然気付かない
だってまだ終われないもん
つーか、まだそんな時間、経ってないでしょ?
まだもっともっと聴きたいよ
全然聴き足りないよ!
素でそう思うくらい
本当に楽しくて
知らない間に時間が経っていて…





19. BE
本当に幸せでした
雅ちゃんがそこにいて
そして僕がそれを見ている
ただそれだけで幸せでした
雅ちゃんがそこで歌っていて
僕がそれを聴いている
それだけで幸せでした
確かに愛理ちゃんは可愛いし
かっぱ様は凄いし
佐紀ちゃんも可愛いし
何と言ってもダンスも歌もヤバいし
麻琴は本当に素敵な女性になって帰ってきてくれたし
そして…あの人は未だに僕の心を蝕んだままだし…
それはそうなんです
そうなんですがね…
でもね、でも…僕にとってのあの子は
夏焼雅なんです





正直に言います
今回のコンサートで僕はかなり佐紀ちゃんを見てます
半分くらいは佐紀ちゃんを見ていたんじゃないか?
それは事実です
でもね、この曲では本当に雅ちゃんしか見れませんでした
他の曲では半分くらいは佐紀ちゃんを見ていたのに
この曲に関しては雅ちゃんから目を反らすことが出来ませんでした





そして雅ちゃんを見続けて
心から思いました
本当に凄い歌手になったもんだ、と
ピンでの存在感では梨沙子に勝てないかもしれません
その人の心を弄ぶ歌唱力では愛理ちゃんに勝てないでしょう
でも…でも僕にとって
夏焼雅こそが一番だ、と
世界一だ、と
えぇ、全くの主観ですよ
客観性のきの字もありゃしませんよ
でもね、別に分析機器にかけて測定出来るようなものじゃない以上
そこには客観なんてありはしないわけで
自分の主観こそが全ての判定基準なわけで
そんな僕の主観的基準において
夏焼雅こそ世界一だ、と
僕のとってのあの子
そして僕にとっての世界一の歌手になってくれたわけで
そんなことを思っていたら
涙が溢れてきて…





ま、ごちゃごちゃ書きましたが
そうですね
えぇ、夏焼雅こそ僕が一番好きな人だ、と
僕のあの子は夏焼雅だ、と
雅ちゃんにたどり着いたその時
僕は全ての答えを知るとき
そして本当のぬくもりに出会う時なんだ
そう思った次第であります





21. スッペシャルジェネレ〜ション
今回のセットリストは基本、聴きに回る曲が多くて
だから暴れ足りない、と思う方も居るだろう、と
なもんで無理無理に整理体操として入れちゃったんだろうなあ、と
でもね、BEの後だけに無理だよ…
何て言うか…
あのBEの余韻を返せ、マジで
そんな感じ





今回のアルバム及びそのコンサートには
最初から非常に期待しておりました
と言うのも
ハロコンジンギスカンとモンキーダンスを見たとき
これは凄い、と
今のBerryz工房はマジで凄い
そう感じさせられたんです
この両曲、ともにCD音源で聴いている分には
正直、????な感じ
ジンギスカンはもともとオッサンの重低音を聴かせてナンボみたいな曲で
それを女子中高生に歌わせていること自体間違い
そしてモンキーダンスは寺田、気が触れたか?
と思うくらい音楽としてはアレなもの
故に音のみで勝負のCDにおいては
その出来に首を傾げざる得なかった
それが一度ステージに上げてみるや否や
これが本当に素晴らしいステージになってしまったわけで
なもんで、思ったわけです
今のBerryz工房ならどんな音でも凄いステージにするんじゃないか?と
つまりアルバムが常識からものすごく逸脱しない限り
それをそのままステージに持っていって
彼女達が料理すれば
それは凄いものが出来るんじゃないか?
だからアルバムもコンサートも
何一つ、心配しておりませんでした






が、こういう期待したときほど危険なのがハロー!プロジェクト
期待させたときは裏切られて
普通に見てればそう失望もしないんだけど
期待してるだけに失望感が凄い
それが普通だったわけですが
いやいや、今回は本当に凄い
期待して会場に行ったら
それ以上のものが得られたわけで
本当に今のBerryz工房ってユニットとして充実してるなあ、と
そう感じずにはいられないコンサートでありました





あー…もっともっと見たいなあ…
あと1回とか悔しいなぁ…