声
声が好きなんです
いや、娘。のあの曲じゃなくてね
ねえ、一度でいいから
女の子にあんなことを言われてみたいですがね
いや、そうじゃなくて
声ってのが推しの上で非常に重要なんです
この在家信者にとって
…まあね、結局顔とかと一緒で
好きな子の声が好きな声になっちゃう
そういうこともありますが
でもね、やっぱり声って重要で
僕が2年前
狂ったように、いや、本当に狂ってたあの子
村上愛
僕があの子の何が好きかって
まあ、全部なんですけどね
あの大きな愛でもてなしてで照れている顔も
くしゃっとした不細工な笑い方も
賢しげにしてるけど実は結構バカで間抜けなとこもあったり
敢えてか天然かわかんないけど
メンバーと1対7の形になって笑いをとるところも
即 抱きしめてのイントロでスイッチ入っちゃって
後先考えなくなるところも全部好きなんだけど
けど、その中で敢えて順番を付けるとすると
1番好きなのはダンス
…じゃなくて声だったりして
村上愛のダンスはそりゃもう
小川麻琴の後継者はコイツしかいない
そう思ってましたよ
今でこそベリキュじゃダンスといえば清水佐紀ですが
いやいや、もうね、めぐのダンスはマジでヤバかった
麻琴のダンスは見ていたら自然と目から汁が出てきましたが
めぐのダンスは見ていたら自然と（ｒｙ
なくらいにね、ヤバかったわけですよ
確かに19歳小川麻琴には敵わない
でも、めぐの今の歳の麻琴のことを思えば
19歳の村上愛は一体どうなってしまうんだろう
そんな事を思ってしまうくらい
めぐのダンスは素敵でした
ダンス大好き在家信者にとって
将来、どこまで連れて行ってくれるか
楽しみで仕方なかったですよ
…まあ、言ってもしょうがないんですがね
今となっては
でもね、そんなダンス大好き在家信者さんにとって
めぐの最も好きなところは声だったんですよね
めぐの歌声って物凄く賛否両論があって
ダンスに関しては何人たりも文句は言わないけど
けど、歌声はだみ声だの何だの
まあ、結構言われたもので
でもね、そんなだみ声が好きだったんです
何て言うかね
生きてる証、見たいな感じ
正に肉声！って感じが好きで
特にね、2トップの片割れが
愛理ちゃんのあの透き通る声だったんでね
いや、本当のトコ
あの時、かっぱ様でなくめぐ推しだったのは
声の所為が一番おっきかったんです
愛理ちゃんの歌声って
歌が上手いのは良く分かるんです
歌は確実にめぐより上手い
昔、CHAGE&ASKAの本にあったんですが
ASKAが
『小さい頃から音程を外すってのがどういう状態かがわからなかった』
と書いてたんです
そう、音を聞けばその通りに歌えたから
多分ね、愛理ちゃんもそんな感じで
音程を外すってのがどういうことか分からない
そんな子だったんだろうなあ、と
でもね、確かに音程は合っていて
歌声も滑らかに透き通っていても
ただそれだけで
僕の中では愛理ちゃんの歌声は楽器
それも物凄くチューニングされた名器中の名器の楽器
そういう評価だった訳で
確かに声と言う楽器を用いて音を奏でる
歌にはそういう一面が確実にあるわけで
そういう意味で愛理ちゃんは究極レベルの楽器を持っていたわけで
それはそれで物凄く素晴らしいことなんです
だから嫌いじゃないんだけど
けど…僕は歌はそれだけじゃない、とも思っていた訳で
そう、歌は人が歌うから
楽器じゃなくて人が歌うから素晴らしいんだ、と
だから上手い下手を超えたところで人の心を揺さぶるんだ、と
その上手い下手を超えたところで勝負出来る人間
それこそが歌手だ、と
そう思っていた訳で
故に僕は鈴木愛理のあの清らかで滑らかな天使の歌声よりも
村上愛の人間のだみ声に惹かれて止まなかったわけです
そう、僕にとって鈴木愛理の歌声は声帯を用いた楽器だったんです
故に僕はめぐ亡き後も雅ちゃんを推し続けたのです
確かに雅ちゃんと愛理ちゃんなら
確実に愛理ちゃんの方が歌は上手いです
愛理ちゃんが明確に音を外したところなんて
後にも先にも風邪をひいていた名古屋での合同コンくらいです
それに対して雅ちゃんなんて
ツアーにおいてソロで夏Rememberを歌わせたら
8月25日の自分の聖誕コン以外は尽く音を外すような子です
それは例として極端にしても
時々客席でずっこけるようなポカをやらかしてくれます
でも…でも雅ちゃんの歌声は本当に独特で
特になんちゅう恋やってるYou Knowに代表される
最後の締めをさせたときのあの輝き
いつもニヘラって笑ってる
あの雅ちゃんから想像出来ない
あの美しさ
あれは正に神が与えしものと思わざる得ません
そう、雅ちゃんは基本的には
歌で愛理ちゃんに勝てる気がしませんが
でも、一瞬のキレ
一瞬、神が宿った瞬間では
愛理ちゃんに勝っている
愛理ちゃんは常時天使の歌声かも知れないけど
雅ちゃんは一瞬、神が舞い降りるんだ
その瞬間だけは愛理ちゃんに勝てるんだ
そう思えばこそ
夏焼雅さんは不動の一推しでした
それが…いつの頃からでしょう…
愛理ちゃんが…かっぱ様が…
かっぱ様が天使の歌声でなく
神の、狂気の歌声で歌われるようになった
そのように思えて仕方ないんです
そう、今までは単なる超名器の楽器だったのが
今、その楽器的美しさを維持しつつ
しかしながらそれだけにとどまらない
肉感的、肉声的な
感情のこもった深みのある声になった、と
そう思えてならないんです
それに気付いたきっかけは…
実は手毬唄でした
あの曲は元々、Dohhh UPでPVを1回見て
ん？なんじゃこりゃ？？？となって
全然聴かなかったんですが
先日、鳳ウイングスでCDを買って
で、CD音源をちゃんと聴いてみて気付いたんです
愛理ちゃんのソロパートが
色っぽ過ぎる、と
あの『ジャンと鳴りゃ』のところとか
もう凄いセクシーで
何て言うかあの36秒から1分10秒くらいのところ
あの2箇所の愛理ちゃんパートがさりげなく
それでいてとてもセクシーで
言うならば和服の美人とすれ違ったときの
そのすれ違った瞬間のうなじのセクシーさにびっくりして
思わず振り返ったらもう後姿、と
そんな感じのセクシーさで
いや、その前にもいくつか兆候があって
まずはあの合同コン
あの合同コンのDVDに収められている
横アリでのVERY BEAUTY
あのかっぱ様が出てきた瞬間の空気の変わり方
あれを見たとき、普通に
『流石かっぱ様やー』
その程度にしか思ってませんでしたが
しかしよくよく聴いてみると
やっぱり違う、何かが違う
そして涙の色発売記念イベントでも
あのラストのサビで
高音を弄ぶかのような
この神に与えられし才能を魅せ付けるかの如くの歌い方
あれも流石かっぱ様やーとしか思ってませんでした
しかしアレもやぱり違う、と
そして阿久悠物語の『わたしの青い鳥』
これはもはや魔法的というか呪術的というか
兎に角この世のものとは一線を画す
何かイケナイけどついつい何度も見てしまうような
何時間も何日も魅入ってしまうような
そんな歌声で…
いや、さっきから何と違うって言ってるねん？
そう思ってらっしゃると思うんですが
今日、たまたま偶然
桜チラリがかかりまして
それを珍しく飛ばしたりせずにじっくり聴いていたんですが
この愛理ちゃんの声が今と何か違うんです
何か軽い、というか浅いと言うか
そう、正に楽器のような音で
いや、魅力的なんですよ
確かに魅力的なんです
そうなんですが…
今の愛理ちゃんを
あの『飛んだそうな〜♪』を聴いたあとだと
いや、これはまだまだ
そう思えてならないんです
まあ、かっぱ様とか何とか抜きに普通に考えればね
要は声が大人になった、と
そういうことなんでしょう
確かに雅ちゃんも今の魅惑の夏焼ボイスは
デビューのころからのものではなく
あれはいつ頃かな…いっつも聴いてたから
実はよくわかんないんですが
気付けばあの声だったけど
それこそあななしの頃なんて
お子様全開の声でしたからね
いや、リアルお子様だったし
それがあの夏焼ボイスになった
それが愛理ちゃんにも同じことが起こった
そういうことなんでしょう
そうなんですがね
これがね、実は非常に大変なんですよ
大変危険なんです
何が？って
だってね、考えてもくださいよ？
去年の春、かっぱ様が通学ベクトルを歌ったとき
会場はどうなりました？
一瞬にして新興宗教の集会になったじゃないですか？
皆がバカみたいにかっぱ様のクラップに合わせて
クラップしてピョンピョン跳んで
そして会場中がそうなったことを満足そうに見回すかっぱ様
そんな光景がしっかりとDVDに収められているじゃないですか？
しかもDVDのアレ
あれは初日の画像なんですよ？
名古屋、大阪と来るに従って
ドンドン皆が揃ってきて
そしてますます宗教になったじゃないですか？
去年のまだ完全覚醒前のかっぱ様が歌っても
そんなのになったのが通学ベクトルなんですよ？
それを今回のコンサートで
14歳になって新たな歌声に覚醒した鈴木愛理が歌うんですよ？
誰の声も邪魔することなく
ソロで歌うんですよ？？？
危険でしょ！
どう考えても危険じゃないですか！！！
え？何が危険かわかんない！？
バスツアーサボって浜松に行きたくなるでしょ！
僕は過去に℃-ute、いや、歴代ハロー一推しだった
村上愛を奪われました
そして都会っ子純情のとき
かっぱ様がいつものユラユラダンスでなく
曲に合わせてシャキシャキダンスを披露されて
あー自らの音楽センスの1割くらいを
ダンスに割り振ったんだなーとか思って
ダンス好きとしてはクラッときました
そして今度…
夏焼さんの最後の牙城とも言える
声まで奪おうと
いや、別に夏焼さんから声を奪うのではないんですが
夏焼さんの声に惹かれている僕を
僕にとって最後の牙城である夏焼さんの声に対して
声で篭絡させようとしているとは…
最近、正直いろんなことが分からなくなりつつあります
Berryz工房＞℃-ute
これは確かにそうです
ユニットとしては確かにそうなんですが
でも実は…
鈴木愛理＞夏焼雅
じゃないのか？と
声までかっぱ様がこんな魅力的な声で
そしてあの曲をお歌いになる
そうなれば雅ちゃんに勝ち目はあるんだろうか？
そうなったら…
鈴木愛理(ソロ)＞Berryz工房＞℃-ute
なんて訳の分からない順列になってしまうんじゃないか！？
そう思えてならないんです
正直な僕の今の思いとしては
通学ベクトルが聴きたくて仕方ない
でも、聴くのが怖くて仕方ない
そんな感じです
そう、今の愛理ちゃんの声で通学ベクトルを歌う
それは天にも昇る幸福であることは間違いありません
しかし、です
それを聴いてしまうともう戻れないかも
Berryz工房も℃-uteもBuono!もどうでもいい
鈴木愛理(ソロ)しか見えなくなるかも
そして恐れていた…あの選択肢
そう、出家という選択肢
それしかなくなるかも知れない
そう思うと本当に怖くて仕方ありません…
とりあえずバスのあと浜松には行けないらしいので
9月13・14日まではお預けですが
しつけの出来ていない犬の如く
8月30日に横浜に行きそうで怖くて仕方ない在家信者でした
嗚呼…かっぱ様
かっぱ様をこれほどまでに畏れている
このか弱き在家信者をお許し下さい…
