合コンの話その2

そんなわけで本日は合同コンの話その2
セットリストに沿った感想でも書いていこうかと思います。





1. ダーリンI Love You
2. スッペシャルジェネレ〜ション
3. 大きな愛でもてなして



1曲目『ダーリン I Love You』に関しては
正直、やってもやんなくてもどっちでもいいかな、と
どちらかと言うと
いきなりスッペシャルジェネレ〜ションで始まった方が…
初っ端から『14人でスッペ〜大もて』
これの方がインパクトがあったんじゃないかな、と
そう思わなくもないわけで
暗闇の中、センターステージよりせり上がる14人
フォーメーションは夏焼雅鈴木愛理を先頭に一直線
そしてシルエットから見える口元に当てられた手…
これでヲタなら十分準備が出来るはずです
『ス!ぺ!シャ!ル!ジェネ!レ〜!ション!』と叫ぶ準備が
とは言え、最新シングルのc/wとして
Berryz版と℃版が作られたこの曲は
ある意味では正にこのコンサートにうってつけの曲で
で、他に置くところもないし…
そんなとこなんでしょうね
まあ、うん、決して悪くはないんです
ただ、『スッペ〜大もて』という流れのほうが
流れ的にもスムーズで、インパクトもあるんじゃないかな、と
ま、これだと始めの
『ス!ぺ!シャ!ル!ジェネ!レ〜!ション!』で乗り遅れると
厳しいことになりかねませんが…





4. 涙の色
5. 胸騒ぎスカーレット
6. LALALA 幸せの歌
7. ジンギスカン
8. 都会っ子純情
9. 付き合ってるのに片思い



Berryz vs. ℃ による
各ユニットのシングル曲による歌合戦、といったところ
僕の今現在の立ち位置としては
基本、夏焼雅、そしてBerryz工房のヲタ
℃に関しては鈴木愛理以外への興味は正直なところそれほどない
そんな感じでありますが
そんな僕でもここは℃が圧勝かな、といったところ
つーか、ベリの選曲がなあ…
いやね、スッペジェネとかジリリとか
所謂、『何年も戦える曲』が他にあるんだけど
℃が2007年秋〜2008年春の曲で揃えている中
21時までのシンデレラとかはなあ…なとこもあるし
で、ベリの最近、となると
VERY BEAUTY告白の噴水広場とか
変化球が多かったしなあ、と
で、比較的直球の胸騒ぎスカーレット、という選択肢だったんでしょうけど
ちょっとこの場においては役者不足感は否めないかな、と言ったところ
あと、やっぱりジンギスカンは…
まあ、盛り上がるっちゅうか、
ベリヲタ℃ヲタ関係なく、みんなで一緒に盛り上がれるかも知れないけど…
やっぱりなあ…な感じが





10. VERY BEAUTY(菅谷、鈴木)
11. 僕らの輝き(岡井、有原、徳永、須藤、熊井)
12. サヨナラ 激しき恋(清水、嗣永、夏焼、矢島、中島、萩原)
13. That's the Power(梅田、清水、矢島、徳永、須藤、有原、熊井、中島、菅谷、岡井、萩原)
14. ドドンガドン音頭 (梅田、清水、矢島、徳永、須藤、有原、熊井、中島、菅谷、岡井、萩原)



このVERY BEAUTYこそ本曲の完成形
いや、Hello!Project Kidsの完成形、最終形態
そんな感じ
横浜アリーナに降り立った
(本当は付き片からの流れで一人取り残された、と言うべきかw)
菅谷梨沙子のあの美しさ
あれは何て言うか…ホンマもんの美しさ、とでも言うか
まあ、この世のものとは思えない存在で
正直、雅ちゃんや桃子が歌っているパートは
梨沙子の音域的には厳しくて
決して上手く歌えたというわけではないけれど
しかし、そんな上手い下手なんて
歌うということに関しては実は些細なことで
プロの歌手、というか、パフォーマーというものは
上手い下手のレベルではなく
もっと違うレベルで勝負するもんだ、と
上手い下手ってのは練習で何とでもなるけれど
既存の言葉で敢えて表現するならば『存在感』?
この舞台に佇む菅谷梨沙子という存在は
持って生まれたセンスとしか言いようがなく
そしてこの曲で悟ったのです
Berryz工房というもの
そしてこの『VERY BEAUTY』という曲の存在意義を
Berryz工房というものは
それはこのHello!Project Kidsきっての天才『菅谷梨沙子
彼女を育成するために出来たシステムである、と
そしてこの『VERY BEAUTY』という曲
これはBerryz工房の曲ではなく
菅谷梨沙子の曲である、と
今まで『VERY BEAUTY』という曲については
どうも違和感を感じていました
曲そのもの、そしてそのダンスに
しかしこの形で見たとき
初めて『VERY BEAUTY』という曲が少しわかった気がしました
そう、この曲は菅谷一人がダンス抜きで
スポットライトを独占して大観衆の前で歌う曲なのです
あの『菅谷詩子です』すら言えなかったあの菅谷梨沙子
あの『夏』という漢字すら読めなくなるときがあるあの菅谷梨沙子
今、Berryzの他のメンバーと別れ、
一人で、大観衆の前で歌い上げる曲なのです
そして僕はそんな梨沙子の立派な姿に思わず涙したものでした





…が、そんな『ずっと梨沙子のターン』に割り込める唯一にして無二の存在
それが我等かっぱ教団教祖にして
もう一人の最狂の天才『鈴木愛理』様
逆サイドよりかっぱ様が現れたとき
正直言って寒気がしました
皆が一つになって梨沙子頑張れ!梨沙子頑張れ!!と
熱く梨沙子を応援し、そして梨沙子が一生懸命歌いきり
皆がホッとしたところで
いきなり会場の空気を換えてしまいました
あの梨沙子頑張れ!で熱く一つになっていた会場を
一瞬にしてその梨沙子熱を冷まし
そして自分の空気に
鈴木愛理の狂おしい宗教的な秩序にしてしまいました
確かに歌は上手いです
梨沙子より遥かにかっぱ様の方が上手いと思います
でもね、それを言うなら雅ちゃんだって梨沙子より歌は上手いです
でも…多分、あの場に雅ちゃんは出てこれないと思うんです
出てきたとしても出てくるだけで
やっぱり観客は梨沙子を見続けていると思うんです
それは例え桃子でも誰が出てきてもそうだと思います
ですが…かっぱ様は観客の目を一気にそちらに向けさせました
もうね、あれは…もはや人間ではない、と
梨沙子も人間じゃないけど…人知を超えた存在だけど…
かっぱ様もまた、人知を超えた存在である、と
ベリビュの2番の歌い出しだけでそう知らしめたのです
そしてサビの部分で二人がそろったとき
その光景の美しさ
その光景の完璧さに言葉を失いました
そう、完璧でした
確かにBuono!というユニットはよく考えられていて
大変合理的でバランスのよいユニットだ、と
現在、Hello!Projectで最高のユニットだ、と
勝手に思っておりましたが
いやはや、この二人のデュオに比べれば
正直、霞んでしまいます
いやね、実際、現段階ではBuono!のほうが素敵なんでしょうけどね
歌とかダンスとか色んな要素を鑑みれば
でもね、この何て言うか
持って生まれたポテンシャルだけはどうしようもないよなー、と
梨沙子とかっぱ様がポテンシャルを完全に発揮したとき
日本の音楽界は変わるよなー、と
そう思わずにはいられない
そんな完璧さで
永遠にこの二人を見ていたい
永遠にこの二人のVERY BEAUTYを見ていたい
本当にそう思ったもんでした…
うん、菅谷梨沙子鈴木愛理
この二人は人知を超えた存在だなあ、と
強く印象付けられた、今回のコンサート最大の収穫でありました





で、そのあとに出てきたのが岡井ちゃん
二人が去ったあと、
『あれ?岡井ちゃんだけ94年組でハブられている!』と思ったもんですが
そのすぐ後に岡井ちゃんを持ってくるあたりは非常にニクい演出かな、と
で、その岡井ちゃんが
これまたその演出にしっかり応える形で大活躍なわけでして
今となってはキッズで一番小さな岡井ちゃんが
広いステージを気ままに、縦横無尽に駆け回るその姿は
格好良く、美しく、素敵でありました
確かに、あの二人は人知を超えた存在で
岡井ちゃんはどこまでも人間ではありますが
でも、岡井ちゃんだって人間としては最上の素材
だから岡井ちゃんはあの二人なんて気にしないで
今のままの岡井千聖を信じて真っ直ぐに岡井千聖の道を突っ走ってほしい
つくづくそう思った次第でありました





まあ、この2曲に比べて激しき恋は地味だなーと
で、That's the Powerは正に『使ったタオル』の当て馬
そしてその当て馬に対しての本命が『ドドンガドン音頭』
もうね、梅さんは素晴らしい
横浜アリーナでのあのエッグの紹介のマイクパフォーマンスなど
100点満点でいうところの150点くらい取ってます
もうね、こんな子が後ろでバックアップメンバーにいるなんて
正直、ズルいとしか言いようがない
本当に梅さんに関してはとっとと演歌歌手としてソロデビュー
そしてソロとして紅白に出てほしい
そう思ってやみません…





15. 恋愛ライダーBuono!
16. kiss! Kiss! Kiss!(Buono!
横浜アリーナのみホントのじぶん



ここは…正直ガッカリかな、と
いや、パフォーマンスはね、完璧
こりゃ横アリで出来る…つーか、やるしかない
いや、横アリよりもやっぱり武道館か?
とか思うくらい素晴らしい
…んだけど、やっぱりショートバージョンでシングル2曲でバイバイとか
ちょっと寂し過ぎません?って話
そういう意味でガッカリ、と
せめてあと2曲
ロックの神様くらいはやらせろよ!と言ったところ
まあ、あくまでベリキュー合同コンなんで
その辺はBuono!ソロコンに期待、となんですかね
つーか、やるんだろうな?ソロコン…





17. 夏DOKIリップスティック(矢島、清水、中島)
18. まっさらブルージーンズ(℃→14人へ)
19. ジリリ キテル



もうここから先、つーか、恋愛ライダーからはノンストップ
夏DOKIに関しては何だ、舞美ちゃん、去年の今頃もこれ歌ってたけど
もうちょっと上手かったよね?と言いたいわけで
何したら去年より下手になるんだか…とゆいたいです
あと、佐紀ちゃんはね、あとは体の厚みと下半身、かな
体の厚みは出てきたから、ま、いいとして
下半身、つーか、脚捌き、ステップ
これがまだまだ麻琴の域まで達してないな、と
まだまだ脚の動き、位置が合理的じゃなくて美しくないな、と言ったところ
やっぱりあの最後の麻琴のステップの美しさは凄かった
何ていうか脚の動きの全てが必然性を伴って動いており
それに導かれて上半身が動いているあの感じ
あれにはまだまだ遠いなあ、と
でもね、久しぶりに麻琴のステップを引き合いに出さないと
ケチがつけられないダンスを見せてもらったわけで
うん、つんく♂が言ってた『ハロー!で1,2を争うダンス』ってのは
決して言い過ぎじゃないな、と
ごっちんも麻琴もいない今、敵は愛ちゃんくらいか





ブルジンはなぁ…
何しろ各会場で通路の段差で転びそうになったからなあ…
どうやらブルジンのイントロには
人の頭をおかしくする物質の分泌を促進させる何かがあるようです
あと、『ここから始まる神秘は(タメ)分析不能さ〜』の部分
ここ最近はかっぱ様が歌っているパートでありますが
今回は梨沙子が担当
ここの(タメ)の間合いに関して言えば梨沙子のほうが
より村上に近いような気がして
ここのタイミングは歌云々よりも女優としての資質かなあ、と言ったところ





20. JUMP
21. 友情純情oh青春



この2曲の連発ははっきり言って読めていたな、と
つーか、待ち望んでいた、と言うべきか
ラスト2曲でJUMPで飛んだ後に
友情純情で弾けて体力0で終了
これが合コンでの僕の夢でした
そういう意味では完璧
ショートなのが気になるけど
多分、フルだったら死者が出たんだろうからこれで納得
もうね、最高でしたよ
ここまでくるとかっぱ様とか雅ちゃんとか
そんなの関係ねぇ!って感じ
目の前にいる子を見る
誰が来ようともそのこと以外考えられなくなります
事実、横アリでは遠くの雅ちゃん、かっぱ様でなく
目の前の茉麻ばっかり見てましたし





22. 我らBerryz仮面&キューティーレンジャー
23. 桜チラリ



アンコール明け一発目が小芝居からの我ら〜
この小芝居はなあ…
いや、確かにどんどん面白くなっていったんだけどねぇ…
ほら、美勇伝説でいくら人形劇が面白くても
アンコール明けに人形はないやろ?という話
20.21.曲目ですっかりバカになったのが
全部醒めてしまいましたね
内容云々よりも流れの問題
こういうのは中盤にとっとと終わらせておかないと…




桜チラリは…まあ、普通かな、と
他に何かある?と聞かれたら
他にないもんなぁ
昨日書いたように、もしこれがキッズコンであるならばナンセンスですが
あくまでこれはBerryzと℃の対決形式の合同コンなわけで
あの戦隊ものの話も重要なわけで
だからこれでいいんじゃないの?と言ったところ




いやね、これ書くのに
どっかのセットリストを見て書いたわけでなく
全部自分でガーッとセットリストを書き上げて書いたんですがね
23曲がスラスラと出てくるほど
同じコンサートに行ったなんてホント初めての経験で






昨日は
『キッズヲタとして満足出来るもんではなかった』
とか言ってはみたものの
いやいや、本当に不満があるならセットリスト覚えるほど通わないわなー
やっぱり今回のコンサート
かなり楽しかったです、はい






そんなわけで次は各メンバーごとに書いてみようかと思う次第であります