合コンの話その1

そんなわけで合同コンが終わりました
この在家信者、在家信者の名に相応しく
10公演程度しか参戦しませんでしたが
それでも明確に分かるくらい
我等がかっぱ様の咽喉の調子はよろしくなく
ひょっとしたら一生このままなのではないか?
そんな不安が過ぎったもんですが
大阪千秋楽を見る限り
それは杞憂に終わり本当になりよりで





そんなわけで今日から何日かにわけて
合コンの感想などをつらつらと
今日は全体的、全10公演を通して思った抽象的なお話を





Berryz工房℃-uteの合同でのコンサート』
この開催が昨年末の青封筒でアナウンスされたとき
まず思ったのが
『遂にこの日がキタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!』
でした
そう、2004年2月、夏焼雅を切っ掛けとして
キッズヲタになった僕の4年間の集大成
しかも初っ端はあの横浜アリーナ
これで萌えない、いや、燃えないはずがない
あの広大な横浜アリーナ
かっぱ様が、雅ちゃんが、桃子が、梨沙子が、舞美ちゃん
ちなこが、茉麻が、熊井ちゃんが、佐紀ちゃんが、なっきーが、
梅さんが、栞菜が、岡井ちゃんが、舞姐さんが
14人が煌びやかな衣装で勢ぞろいするのです
これをキッズヲタが見逃せようか?
ハロヲタってのはプロレスヲタがそうであるように
その裏にあるストーリーを追う楽しみ
それが大好きで
その例に漏れず僕も
ハロー!プロジェクトキッズ物語』において
非常に重要なシーンになるであろう
このコンサートを1公演でも見逃すもんか、と
そんなもんで思考停止的にコンプ参戦を決め
ヤフオクに頼らずに(友人枠には頼りましたが)
10枚分FCチケットを揃えたわけです





さて、先ほど『ハロー!プロジェクトキッズ物語』といいましたが
僕は覚悟をしていたんです
このコンサートが『ハロー!プロジェクトキッズ物語』の
最終章になることを





2002年夏、ハロー!プロジェクトキッズとして
27000人の中から選ばれた15人
最年少萩原舞は当時小学校1年生
最年長梅田えりかでも小学校5年生
それが気が付けば舞姐さんは中学校に入学し
現存キッズ13人中、過半数の7人が高校生
これでまだキッズと言えようか?と





更に言えばBerryz工房は4年、℃-uteは3年
それぞれ別のユニットとして活動してきて
それぞれで一定の成果を収め
そして究極のキッズ選抜メンバーユニット『Buono!』が出来た今
Berryz工房℃-uteという枠組みはまだ必要であろうか?
寧ろ各人の足枷にしかならないのではないか?
各人の適正に合わせたユニットなりソロなり
また活動そのものも歌とダンスに拘らず
各々の道を歩む日が来たのではないか?と
そんなことを思うようになったんです





で、Berryz工房℃-uteの解散、再編への区切りとして
このコンサートはあるのではないか?
そんなことを思っていたわけです





そんなわけで僕は4月20日が近づくにつれて
『あー合コンのあと、(人生)どうしよー』
なんてことを考えてました
アンコール前のラスト2曲が
JUMP→友情純情で瀕死状態
そしてアンコール明け一曲目は
『ALL FOR ONE, ONE FOR ALL』
そして最後の一曲が
がんばっちゃえ!』…
それを聴かされたあと、どうしよう…
そう思っていました





まあ…全て杞憂だったんですけどね





今回の合同コンは
Berryz工房℃-ute 仲良しバトルコンサートツアー2008春
 〜Berryz仮面 vs キューティーレンジャー〜』
であり、
Berryz工房℃-uteの合同コンで
あくまでBerryz工房℃-uteが仲良く歌とダンスでバトルをするコンサートで
何処までもワンダコンからモー娘。を抜いたコンサートで
Berryz工房のファンと℃-uteのファンのためのコンサートだったわけです
決してハロー!プロジェクトキッズのファンのためではなく





横浜で見て、それを思い知らされたとき
公演自体は素晴らしかったにも拘らず
何故か心のどこかに不満というか蟠りというか…
そんなものを抱えておりました





が、10公演全て見終えた今
『あーこれで良かったんだよなー』
そう思えるようになりました





と言うのも、もし、これで
白いTOKYOに始まり
キッズヲタを満足させるようなセットリストで
上に書いたようなラストを持ってこられたら
キッズヲタは成仏するしかないじゃないですか
えぇ、成仏ですよ、成仏
キッズヲタ界から成仏して
ほかの世界へ輪廻転生するしか選択肢がないわけです
…ま、どうせ他の世界と言っても
リア充界』ってのは選択肢にないんでしょうがね





確かに合理性では
ここでいっそ成仏させてもらった方が良かったかも知れません
今のBerryzヲタ、℃-uteヲタを見ていると
もう僕のこの世界でのキャリアとしては終焉期を迎えている
そう感じずにはいられません
今の檜山や立浪のフェイズに入っているんです
ドラゴンボールで言うとセル編が終わったところ、といったところでしょうか





でも…でもまだ魔人ブー編が残っているんです
檜山も代打の神様的存在になってまだ現役を続けているように
まだ僕も現役のヲタとして
かっぱ様を、雅ちゃんを見続けたい
麻琴の復帰も見届けたい
いや、それだけじゃなく
Buono!がこれからどうなるのか?
熊井ちゃんの身長は何処まで伸びるのか?
梅さんはこのまま演歌歌手として紅白にソロで出たりしないのか?
佐紀ちゃん、なっきーは麻琴のあのステップの域まで到達出来るのか?
梨沙子はこの先、どんな奇跡を起こすのか?
舞美ちゃんはこれからどんな舞美ワールドを見せるのか?…
まだまだ見たいものは山ほどあって
まだだ、まだ終わらんよ、ですよ





そういう意味で
あれはあれでよかったんだな、と
そう今は思うわけです
そう、まだ成仏するわけにはいかない
故にあれでよかった、と





まあ…あのアンコール明けのあの流れ
あれだけは幾ら内容が面白くなっても
なかなか受け入れられなかったですがね
ま、その辺は次の回に
セットリストごとのお話でするとします