♀ヲタ=電通の工作員

先日、mixiにてこのようなニュースが話題になった。
「草食系男子」にかわるモテ男に「デブ男子」も人気上昇中
雑誌記事の紹介文なのでソースとなるURLが提示できないのが残念であるが
その代わりに文章を丸ごとコピペしておく。



「草食系男子」にかわるモテ男に「デブ男子」も人気上昇中
感性が繊細で優しく、おしゃれで話しやすい男子として、
一部アラサー女子からもてはやされている「草食系男子」に、
新たなライバルが登場していることが判明した。
本誌がアラサー女性を対象に行った徹底リサーチによると、
「理系男子」「武将男子」などが数多く上がったものの、異彩を放つ「○○男子」も挙げられた。
それはなんと、「デブ男子」。
そもそも、アラサー女子が草食系男子に求めているのは「癒し」効果なのだという。
その点では、ぽっちゃりとした体型が醸し出すなごみムードと、羽二重もちのような抱き心地は
癒しそのもので、デブ男子は人気があるというのだという。
巨漢バンド、デブパレードが人気になるなど、
ぎすぎすした現代においてデブ男子はマスコットとして愛されているようだ。



まあ、本件に関する多くの反応は
判を押したかのように
『遂に時代がキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!
 なんて釣られると思ったら大間違い!』
そんな感じで
まあ学術論文ではなく所詮は女性雑誌のリサーチなので
誰も信用してはいないわけで



で、何が問題かって
この記事が書かれた背景
今、女性誌やマスコミが婚活を煽りに煽っているのもそうであるが
詰まるところ、『恋愛不参加層』の拡大である。
『恋愛』
この活動が持つ経済効果はハンパない。
つい最近のは自分の周辺で起こったことで申し訳ないが
こんな例えば話がある。
とあるヲタがある♀ヲタに恋をした。
彼がその♀ヲタと同じ現場に行ったときのこと。
もともと♀ヲタ氏は知人の車で往復する予定であった。
しかし、♀ヲタ氏は翌朝も早いしちょっと体調不良気味でもあった。
そしてその話を聞きつけた彼がとった行動
それは…新幹線の連番チケットを購入することであった。
しかも恐ろしいことに
別のヲタも彼女に惚れており、そのためだけに遠征をし
更に彼も同じ車で帰るはずであったが
その『車で帰らない』という話を聞きつけ
彼もまた同じ新幹線のチケットを購入したのであった。
さて、この経済効果を換算してみると…
新幹線のチケットが2枚余計に売れたわけで
これで16000円
しかも遠征先での食事等
これらを込みにすると20000円程度である
たった20000円と笑うことなかれ
現在、℃-uteBuono!では女性限定イベントが行われているくらい
女性のファンが拡大しており
会場が埋まる程度の女性ファンがいることを思えば
兼ヲタを考慮しても1000人程度は現場に来る女性がいると考えれれる。
そしてそのうちの2割がこのような女性であったとすれば
200人×20000円=400万円
これだけの経済効果が一回の遠征で発生するのである
しかもこれは日帰り遠征であって
もしこれが宿泊をするような遠征
例えば5月3-4日のベリキュ両方見て帰る大阪遠征ともなれば
旅費、食費...etcの増加は数倍にも及び
数千万円オーダーの経済効果が見込めるわけである



大体、あの20年前のバブル時代
あの内需拡大はまさに『恋愛』による経済効果である。
電通主導でトレンディドラマにより国民を洗脳し
スキーだ、海外旅行だ、ホテルのスイートルームだ、と
『恋愛』による消費を促し
そしてその消費に耐えうる『三高』を持て囃し
マスメディアを通じて国民を洗脳してきた。
しかしバブルははじけ内需は縮小し
国民は必要最小限のものしか買わなくなった。
いや、買えなくなった、とも言う。
そして残ったもの
それは女性の恋愛至上主義であった。



そう、現在の問題はここである。
女性は恋愛というゲームのプレイヤーはたくさんいる。
しかし男性はと言うと
昨今騒がれている『草食男子』という言葉に代表されるように
恋愛というゲームから降りている人間がたくさんいるのである。



では何故彼等はゲームの盤上から降りたのか?
最初から降りた、という人間は殆どいないであろう。
恋愛結婚が9割を占める平成時代において
自らの子孫を残すために基本不可避な行事である結婚
これを執り行うためには恋愛という過程はほぼ不可避である。
故に基本的に皆、恋愛をしようとする。
そして恋愛というゲームの盤上に乗った、と。
乗ってそのゲームのルールを理解しようとする。
理解しようと眺めているうちにその何割かは気付くのだ。
このゲームに勝ち目はない、と。
上級者ばかりの格闘ゲームの対戦台に
イキナリ技の出し方すら覚束ない初心者がコインを入れたところで
一瞬で終わってしまう。
で、その初心者は次のコインを入れようか?という話だ。
そう、こんなゲームに参加できるか!
そう思うのがオチである。



しかし前述の通り、このゲームは結婚のために不可避なゲームである。
実は人生において不可避なことというのは意外と少ない。
そう、勉強や努力も
人生において実は然程必要ではないのだ
自分の才能、適性に応じて生きていれば
そして余り高望みさえしなければ
実はというと大体のことは不可避ではないのだ。
しかしながらこの恋愛というものは
適正があろうとなかろうと
基本万人が経なければならない過程になっている。
突き詰めて考えれば生きるということは種同士の生存レースであり
如何に種を絶やさずに生きていくか?であり
つまりは如何に次の代を残すか?
それが目的であるわけで
現在の日本のシステムにおいては
子を残すためには結婚が必要であり
その結婚には恋愛がほぼ不可避である。
故に恋愛は不可避なプロセスなのである。
故にこの『国民的』という言葉が死語になった時代において
国民全てが不可避なイベントである恋愛に着眼し
それを用いて内需拡大を謀る
その思考は決して間違いではない
しかし、だ
その方法論にもそろそろ限界が来たしているのだ
今までは恋愛ゲームの盤上に乗っている人間だけを対象に絞り
広告を打ち内需を拡大させる
それで十分な収益が得られた
電通もマスメディアも盤上に上がった人間だけを人間扱いし商売をし
その盤上に上がってこない人間に対しては
上から目線でブサイクだのヲタクだのレッテルを貼り
悔しかったら盤上に上がってきやがれ、な態度を示してきた
しかしこの100年に一度の大不況が
彼等にそれを許さなくなったのだ!



そう、今、盤上にいる人間を相手に商売をしているだけでは限界なのだ。
彼等はもっと儲けなければならないのだ。
そう、彼等自身があまりに巨大になりすぎて
彼等はもっともっと儲けないと生きていけない体質になってしまった。
でも、この不況下で今、盤上にいる人間からの収益では覚束ない。
では、どうすればいいか?
そう、盤上にいない人間を盤上に引き上げればいいのだ。
そうすることで消費する人間そのものが増える。
そうすれば彼等の収益は自ずと上がるのは自明の理である。



そうして『恋愛不参加層』を恋愛ゲームの盤上に乗せる作戦。
それは昨今の『草食男子』だの
今回の『デブ男子』だのである。
彼等にしてみれば実際には草食男子がモテなかろうとも
デブ男子がモテなかろうともどうでもいい話で
彼等が恋愛参加層になりそのための消費をしてくれればそれでいいのである。



そしてこの流れは次はどのように展開されるのか?
それは…きっとブサイク男子、ヲタ男子と続いていくのは目に見えている。



いや、それどころか既にヲタ男子は市場調査段階に入っているのかもしれない。
そう、それは昨今のハローにおける女性ファンの増加である。
女性ファンの増加
確かにこの事象だけ見れば裾野は広がり
また、メンバー達もおっさんに支持されるよりも
浜崎あゆみ倖田來未のように
同姓に支持されるアーティストの方が好ましいと思っているであろう。
しかし、だ
♀ヲタ1人で1つの界隈が破壊される
これはもうハロヲタ界では常識となっている。
そんな状況下においてこのような♀ヲタが増えるとなると
確実に遠くの推しメンよりも近くの♀ヲタと言わんばかりに
本来、UFAにもたらされるべき経済効果を
恋愛経済圏にもたらすような輩が続出するのではないか?
そう、本来はかっぱ様のお布施になるはずだった浄財を
♀ヲタに使ってしまうような
そんなことになるのではないか?
更に♀ヲタ、いや、サークルクラッシャーにはもう一つの効果がある。
例えばサークルクラッシュされたヲタがいたとしよう。
そのヲタは言うまでもなくサークルクラッシャーには会いたくない。
で、そのヲタが鈴木愛理ヲタで
サークルクラッシャーが岡井ヲタであったとすれば
彼は℃-uteの現場に行くであろうか?という話だ。
そう、きっと彼はBuono!専門になるに違いない。
いや、鈴木愛理ならいいんだ。
かっぱ様ならBuono!に行けばいいから、で済むから。
でも、もし彼が萩原ヲタなら…
いや、それどころか、もしサークルクラッシャーが女性ファンにありがちな
可愛い子なら何でも好き!的な子で
どの現場にも足を運ぶ系ならば…
そう、彼は二度と現場に行けなくなってしまうわけだ!
そう、別にメンバーの脱退やスキャンダルや劣化によらず
サークルクラッシャーの存在が現場への足を遠のかせる。
今のハローで現場に行けない、というのは
正直、モチベーションの維持が困難である。
そしてそのままヲタ辞め…となることは明らかである。
そう、サークルクラッシュによるヲタ辞めということがありうるのだ。



そうやって考えていると現在増えている女性ファンであるが
彼女達はひょっとして工作員ではないか?
そんな風に思えてならないのだ。
そして男子禁制の女性限定イベントでは
彼女達を工作員に仕立て上げるために何かをやっているのではないか?
そんな風に思えてならないのだ。
そう、そうやって彼女達工作員により
あるものはサークルクラッシュされ現場に行けずそのままヲタ辞め
あるものは工作員と恋に堕ち恋愛参加層に…
そうやってどんどんと剥がれ落ちていく様にみんなヲタ辞めしていくに違いない。
そう、そうやって気が付けばかっぱ教団も弱体化させられるに違いない。
嗚呼恐ろしや電通の陰謀!!!



そんなわけで僕は最後の一人になっても
かっぱ様についていこう
るてるてずうぼを唱え続けよう
そう思った日曜の昼のことでした、まる



るてるてずうぼるてるてずうぼ…