かっぱ教徒と岡井ちゃん

そんなわけでふくらはぎ痛が
どうにもこうにも収まらない在家信者です
原因は皆様お分かりでしょう
そう、先日、大阪で行われた
℃-uteコンサートツアー2008夏〜忘れたくない夏〜にて歌われた
かっぱ教団賛美歌その412
通学ベクトル
この曲で223回ジャンプしたからでありまして
不思議なモンで法会が終わった直後は全然元気で
勢いよくビール呑んで焼肉食って…
なんですが
これが翌朝になると一歩も動けない、と
で、PCまで近寄れずにレポも書けない
そんなこんなで気付けば今日になったわけでありまして
で、遅まきながらレポでも書こうかな、ということでございますよ





まあ、困ったことに多くの教徒がそうであるように
私、在家信者はかっぱ様こと鈴木愛理(14)以外に
とんと首尾よく、じゃなく
とんと疎くって
他の℃-uteメンバーの顔と名前は
まあ何とか消去法で一致するかな、と
しかしながらその歌声まではなかなか聞き分けなど出来ず
かっぱ様の声は7人の中どころかPPPHの騒音の中からでも
くっきりと拾い出せるものの
それ以外のメンバーの声となると
とてもじゃないけど
ソロパートでも目を瞑ったら分からないくらいでした





…が、こんな在家信者でも
実はもう一人のメンバーの声を確実に拾い
そしてそれを激しく求めていることが
今回のコンサートで明らかになりました
そのメンバーの名は…
岡井千聖





13日、14日と二日にわたって
NHK大阪ホールにて行われた
今回の大阪でのコンサート
そのうち13日は岡井千聖が学校行事のためお休みと予め告知がありました





で、これついて在家信者が思ったこと
それは…





岡井ちゃんが休み→チケの相場下がる
(翌日なら7人揃ってるのが分かってるから普通なら翌日見るでしょ?)
→前のほうでも結構安い(はず)
通学ベクトルが安くで前のほうで見れる!!!!





まあ、僕の目論見自体はそれほど間違ったものでなく
確かに1日目より2日目のほうが全般的に安かったです
が、それはあくまで1日目と2日目の比較であって
今回の会場であるNHK大阪ホール
いい会場ではありましたが
キャパシティー1400人程度の会場で
需要に対して供給が少ない会場で
相場としては高かったんです、結論として
2日目なんて2階でも定価を超える相場で





ま、そんな感じで僕の
前の方の、センター気味で
かっぱ様の通学ベクトルのイニシエーションを受ける
そんな野望はNHK大阪ホールのキャパに阻止されたわけですが
それでもそのときは
特に何も気にせずに13日を迎えたのでありました





で、僕が見た13日のコンサートは…
正直、通学ベクトルを除けば
今まで見たことが無いくらい
高まりとかと無縁な℃-uteのステージでした
そりゃね、確かにJUMPでは飛びますよ
都会っ子 純情では呆けますよ
桜チラリでは体が勝手に
『さ〜くらちら〜り♪』ってやってますよ
ブルジンで高まらない℃-uteヲタなんていましたっけ?
スイーツでの栞菜には度肝を抜かれましたよ





…でもね…でもね…
今まで始まったよキューティーショーこそ行きませんでしたが
ゴールデン初デート、放課後のエッセンスと
℃-ute単独コンを見てきて
ぶっちゃけ一番つまんなかったコンサートでしたよ
寸劇が3回もあるもんね
それに初っ端が手毬だし
まあLove エスカレーションはイマイチなアルバムだったし
大体、何で舞美ちゃんに松浦歌わせてんだ
そりゃさ、夏DOKIは合コンでやったから、ってことだろうけどさ
けどさ、他の曲選んで夏DOKIの足元にも及ばないんだったら
そりゃ夏DOKIを選択すべきじゃね?
しかもその次はメロンのカラオケとかさ…
そんなことを思いながら帰った13日でした





で、翌日、14日
正直、気乗りしないまま会場に向かいました
まのえりが歌えば歌うほどヲタを減らしそうな
そんな弾き語りを魅せてくれたあと
ステージに7つの影がそろい
コンサートが始まりました





…???





…なんか…昨日より楽しいような…???





手毬は36秒から1分11秒まで
それが口癖の僕が
それ以外の部分まで楽しかったような…
いや、それは気のせい
そう思っていたら次の涙の色
これはもう昨日とは明確に違う!
昨日までの℃-uteのようなものではなく
そう、これが℃-uteだ!
℃-ute涙の色だ!
そこからはもう…本当に楽しくて楽しくて…
ほめられ伸び子ももうハイテンションで
スイーツも
確かに前日の栞菜ソロも充分良かったけど
けど…やっぱり二人でこそのスイーーツ→→→ライブ
寸劇もなっきーが悪いわけじゃないけど
けど、やっぱりあの長台詞は岡井ちゃんがやるからこそ
桜チラリも乙女COCOROも最高級のエンジョイGIRLも
いや、それどころか
本来、岡井ちゃんが関係ないイメージカラーすら
前日までより遥かに凄く楽しくなって…





そして…





ツアータイトルでもある
忘れたくない夏





もうね、泣きました
青いライトで照らされた岡井千聖
ステージ中央上段で
これ以上なく立派に、完璧に
あのソロパートを歌い上げているその姿に
そしてその歌声に
思わず涙を流してしまいました





そりゃね、知ってますよ
岡井ちゃんが歌が上手いのは
そりゃね、前々から思ってましたよ
岡井ちゃんをもっと歌わせるべきだ、って
特にね、品川の涙の色イベントに行ったとき
Bメロで岡井ちゃんが
音を外しがちななっきーと舞美ちゃん
キチッと矯正するかのように引っ張っていたのを見て
こういう風に岡井ちゃんが影でリードしていって
かっぱ様の負担を減らしていければ
℃-uteももう一皮剥けてくるんじゃね?
そう思っていましたよ
でもね…でも…岡井ちゃんがこれほどとは…





いや、ソロパートだけじゃなくて
他の楽曲でも岡井ちゃんの歌声があるかないかで全然違いました
そう、知らないうちに僕は
ものすごく岡井ちゃんの歌声という存在を感じていて
その存在に依存していたのです
でも、それが余りに当たり前のもので
で、なくなったとき
その重要性に気付くような
そんな歌声だったので
だから僕はそれに気付かずに
13日のコンサートで詰らない、と
そう思ってしまったんです
で、14日、岡井ちゃんが帰ってきて
ようやくそのことに気付けたんです
そう、僕は岡井ちゃんの歌声なしで
℃-uteのコンサートが楽しめない体になっている、と




最初は安くでかっぱ様が楽しめる
そんな軽い気持ちで13日のコンサートを見てました
でも実はそうじゃない
そう、岡井ちゃんなしだと℃-uteが楽しくなくて
そうなるとかっぱ様を余すことなく楽しめない
だからかっぱ様を楽しむには
岡井ちゃんが必要なんだ
岡井ちゃんも何て偉大な存在なんだろう
それを痛感する貴重な経験が出来た2日間でした




…まあ、もうこんな経験
しないに越したことはないんですけどね…